スマートIoT

キャッシュレス駐車場 Raku-P

-Overview-

システム概要

カメラによる車両検知を採用し、最小限の設備で導入可能なコインパーキングシステム「Raku-P」。
従来のフラップ式と比較して、導入および運用コストの低減を実現しています。

-Background-

開発背景

駐車場システムを開発する株式会社Raku-Pをクライアントに、2021年頃より開発を開始。ネオテックジャパンは試作段階から参画し、要件定義からハードウェア設計、試作、量産設計、システム連携まで、開発全体に関わっています。現在は広島市を中心に、各地の駐車場へと展開が進んでいます。

-Key Priorities-

開発のポイント

01|電源だけで成立する駐車場

ループコイルなどの地中設備を使わず、カメラで車両を検知。
設置工事を大幅に簡略化し、導入ハードルを下げています。

02|ハード×システムの一体設計

機器単体ではなく、管理システムや決済との連携を前提に設計。
駐車場全体をひとつの体験として構築しています。

03|試作から量産まで伴走

要件が曖昧な段階から参画し、設計・試作・量産まで一貫対応。
世代ごとの改善を重ねながら、プロダクトを進化させています。 

-Interview-

クライアントインタビュー

株式会社Raku-Pの先川氏と杉本氏にインタビューを行い、ネオテックジャパンと協業の経緯や「開発ストーリー」を伺いました。

——開発のきっかけを教えてください。

もともと駐車場の運営に関わっていたのですが、既存のシステムに制約が多く、もっとシンプルにできないかと考えたのがスタートでした。会社を立ち上げる直前の2021年頃から本格的に開発を始めて、最初は試作から進めていきました。

——ネオテックジャパンとの関わりは?

試作をするあたりから本格的に入っていただきました。当時は我々にハードウェアの設計の知識がほとんどなかったのですが、要件の整理から一緒に進めてもらえたのが大きかったです。「どう作るか」だけでなく「作った後にどう使うか」を一緒に考えてもらえた感覚があります。 細かいところだとネジの数や配置なども細かく考えながら、現場で使いやすい形を目指すことができました。

——システムの特徴について教えてください。

従来は地面に機材を埋める必要がありましたが、Raku-Pはカメラで車両を検知します。なので電源だけあれば設置できるんです。設置の自由度が上がって、小規模な場所でも導入しやすくなりました。

——開発はどのように進んでいきましたか?

最初は既製品を組み合わせたようなもので、動かすことを優先して進めていきました。運用の目処が立ったころから、基板を一体化したりするなどして段階的にオリジナルの設計になっていきました。一番新しいモデルではコスト面も意識して、外装を樹脂化するところまで進んでいます。

——ネオテックジャパンの印象は?

単なる開発会社ではないですね(笑)。知識がない状態でも一緒に整理しながら進めてくれたりと、我々のようなスタートアップの開発パートナーとして非常に頼りになる存在です。実用レベルまでの開発が早く、細かい課題が出てもすぐに改善に動いてくれるのが印象的でした。 世代ごとに進化するプロダクトとして伴走開発してくれる印象があります。

——今後の展望について教えてください。

この仕組みを活かして、洗車場などへの応用もすでに始まっていて、今後は海外展開も視野に入れています。 日本の駐車場のシステムは世界的にもかなり先進的だと思うので、海外需要も必ずあると思っています。我々の会社のミッションは「移動が楽しい世界にする。」なので、最終的には移動自体を価値ある体験にしたいと思っています。

-Possibility-

広がる活用と今後の可能性

Raku-Pは、駐車場にとどまらず、洗車場などへの応用も進んでいます。

IoTを基盤としたシステムにより、国や地域を超えた展開にも適しており、海外市場への応用が期待されています。さらに、仕組みをシンプルにすることで、新しい体験設計の余地を生み出しています。

今後は、移動に関わるさまざまなシーンへと、その可能性が広がっていきます。

-Client-

クライアント

株式会社Raku-P

サービスサイト:https://raku-p.jp/service/
コーポレートサイト:https://corp.raku-p.jp/

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